丹波布ができるまで
丹波布ができるまで
・綿繰り
畑から採り入れた実綿は、木の二本のローラーを逆回転させる綿繰り機により、綿と種に分けて綿打ちをし「じんき」を作ります。
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・紡ぎ
綿を一定の太さに撚りをかけて強度を持たせた糸にするために「じんき」(15cm程度の棒状のもの) を作り、糸車で紡ぎます。
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・染め
“栗の皮”や“こぶな草”“ヤマモモの樹皮”など、丹波の自然の中に身近にある草木を使って、茶色、緑色、黄色、紺色を基本に、濃淡を出しながら染めあげます。
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・整経、ちきり巻き
左右16本の杭に順序に従って糸をかけ、経糸を指であやを取りながら整経台を何回も往復する細かい作業により、整経を終えた整経台は、着尺幅分が束になったままであり、これを着尺幅で端から縞模様となるように規則正しく、一定間隔で均一の張りの強さで「ちきり」に巻いていきます。巻き終えた「ちきり」は機に乗せ、綜絖通し、筬通しの後、織り作業に入ります。
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・織る
踏木を踏んで経糸を上下に二分し、そこに「杼 (シャトル)」を投げ入れ、その緯糸を所定の緻密さになるように「筬 (おさ)」で打ち寄せる、三動作のくり返しで成り立ちます。
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